【実体験】婚約までした彼女の浮気に気づき、問い詰めた話。ー前編ー

2020年5月3日

婚約者の浮気を問い詰めた結果_1

こんにちは、てぃってぃ(嫁)の夫です。

いやー、ブログっていいよね!!なんでもかんでもネタにできるからね。

人生の中で経験した嫌なことまでも、ブログを書いているとネタにできちゃって、半ばラッキーって気もしますよねw

さて、今回は、

彼女(婚約者)の浮気に気付き、問い詰めたらどうなったか?

という苦い思い出について、赤裸々に記事にしちゃおうと思います。

書いていたらあまりに長くなってしまった(前編だけで4,000文字(笑))ので、前編、後編で分けました。後半はこちらからどうぞ。

<執筆中につき、お待ちください…>

今、パートナーが浮気をしているんじゃないか?と思った方は必見です。きっと、本記事を読み終えた頃には、なんとも言えない気持ちになっていると思います(笑)。

本記事中では、主役である彼女のことは「M」と記載します。

(かの有名な失恋ソングに合わせたんじゃないよw)

婚約者Mの浮気を問い詰めるとどうなったか

第1話「出会い」

婚約者の浮気を問い詰めた結果_2

~採点のバイトにて~

Mとの出会いは、忘れもしない、私が大学生の夏休みの頃でした。

私は大学在学中に普通自動車の免許を取ろうと思っていたのですが、大学の学費を奨学金で通っている我が家に、車の講習費用を出してもらうわけにもいかなく、在学しながらバイトをして、大体25万円ぐらいのお金を用意する必要がありました。

大学在学中は社会勉強だと思い、色々なバイトを経験しました。

そしてその中の一つに、私の運命を変えたバイトがありました。

「採点バイト」

です。

「採点バイト」は、塾が定期的に開催している模擬試験の採点を行うという仕事でした。すなわち「赤ペン先生」です。(古い?)

採点は、間違えてしまっては塾の与信にかかわるため、2人1組で進めなければなりませんでした。

・大量の回答用紙を1人で採点する

・採点したら、相方と交代して、ミスがないかをチェックする

今もこういう原始的な採点のバイトってあるのでしょうか?マークシートが登場してから、自動化されるようになったのだろうか。知らないけど。

そして、この採点バイトの相方こそ、Mでした。

採点相手は自分で選んだわけではなく、塾側が勝手に指定したので、Mはたまたま私の相手になったのです。そしてこのめぐりあわせがすべての始まりでした。

最初、Mとは無機質に採点の仕事を行いましたが、時間が経つにつれ、私はMと気が合うことを感じるようになっていきました。Mの少し落ち着いていて優しさのある感じと、私がくだらないことを話すペースと、波長が何となくあい、気がつけば私たちはすっかり打ち解けて仲良くなっていました。

バイトは期間限定だったのですが、すっかり意気投合したので、バイト期間が終わった後も、私はMとメールや電話で連絡を取り続けて、遊びに行ったりしていました。

(そういえば、余談ですが、そのときはガラケーでしたね。Eメールを一生懸命打っていました。そして交際途中にスマホが出てきて、スマホに変わりました。懐かしい。)

当時一番遊びに行っていたのはゲーセンでした。私はゲーセンのビデオゲームフロアにある「ポップンミュージック」という音楽ゲームが廃人レベルでうまい(見た人が引くぐらい得意)のですが、このゲームを私に教えたのも彼女でした。見た目は少々気持ち悪いかも(笑)しれないけど、めちゃくちゃ面白いゲームです。

そして、遊んだ日の夜はよく電話をせがまれていたので、寝る前によく電話していました。電話では、その日遊んだことを振り返ったり、次何して遊ぶかとか、他愛のないことをダラダラと喋っていました。

そんな楽しい日々が続きました。

~ある夜の電話にて~

ある夜、いつもの様に電話で話していると、Mがいつもと違うことを言い始めました。

ハッキリとは覚えていないけど、大体こんな感じの内容でした。

M「ずっと待ってるんだけど、まだ?」

私「え、何が?」

いつもと違うトーンだったので、彼女が真剣だったのは分かりました。世間の恋愛慣れしたイケメン男子ならすぐに分かったんでしょうけど、私はそういうのが分からないアホウなので、なんの話?ってキョトンとしてしまったのを覚えています。

そんな私を相手に、Mが続けます。

M「いつになったら告白されるの?」

私「っ!」

そう、Mは私と付き合いたいと思ってくれていたようです。

とはいえども、私も当然、もう友達というかほとんど彼女みたいだなと思っていたし、気が合うなとも思っていたので、

ワイ「ごめん。付き合おう」

という感じで、返事したのを覚えています。

つまり電話で告白したことになったのでしょう。それから私たちは晴れてカップルとなりました。いやぁ、いまどきですねぇ。といっても10年以上前の話なんですが…w

~Mはダイヤモンドの原石だった~

Mは、私がはじめての彼氏だったみたいです。

出逢った当初、Mは看護学生で、それまでも、これからも、ほとんど女子しかいない環境の様でした。

この採点バイトで私とペアになった時も、「最初は戸惑った」と言っていました。

そして、やや品が無い言いかたで申し訳ありませんが、

Mはおしゃれをすれば絶対にかわいくなる

という、いわば「ダイヤモンドの原石」でした。私はその点について、何となく悪い予感もしていました。

思った通り、付き合えば付き合うほど、Mはみるみるかわいくなっていきました。自分で自分の可愛さに気づいたのでしょうか、プリクラデートの回数ナンパをされたという話が増えていきました。

そして、私にもおしゃれを求めるようになりました。服を買ってきたり、眉毛を整えられたり(笑)。まるでMは大学デビューをした女子のごとく、美容・おしゃれにハマっていきました。

~旅行先の東京で婚約~

それからも交際は順調に続きました。

お互いの親同士の交流も始まり、トントン拍子に話が進みました。

そして、付き合い始めてから、どのぐらいだっけ…(忘れたw)

2人で旅行に行った東京にて、なけなしのお金(笑)を費やした婚約指輪と共に、プロポーズを申し込みました。

Mも「よろしくお願いします」と、受け入れてくれました。

お互いの親にも婚約の話をし、晴れて公認の婚約カップルとなったわけです。

そして、2人での同棲も開始しました。

この時までは、本当にすべてが順調でした。順調すぎました。

第2話「異変」

婚約者の浮気を問い詰めた結果_3

~ラーメン屋さんにて~

忘れもしない、阪急桂駅の「ラーメン横綱」で晩御飯を食べていた時の事。

いつも対面で座ってごはんを食べていたのですが。

なんかやたらとスマホをポチポチ触っている

実は前から、隠れてひそひそとスマホを触っているな、とは思っていたんだけど。

触る頻度がどんどん上がってきたなとも思っていたんだけど。

さすがにその日はおかしいぐらいにスマホを触っていました。

どのぐらいかっていうと、

席に座ってから料理が出てくるまでスマホを触り続けて一切会話無し

というぐらい。明らかにおかしい。

そしてチラッと画面を見ると、なんかやたら緑色でした。

ん…。LINEじゃね・・・。誰とそんなLINEしてんの…?

Mと出会って、初めてそのとき、不審に思いました。

それと同時に、頭に”あの二文字”が浮かびました。

でも、まさかな、婚約してるのに・・・。

と思い。それ以上考えるのはやめて、複雑な気持ちでラーメンをすすりました。

~画面のロック~

そして、不審なことは他にも多々ありました。

本当にたくさんありましたが、特に印象的だったのは画面のロックです。

Mはそれまでスマホの画面にロックをかけていませんでしたが、

ある日突然スマホにロックをかけ始めました

元からかけていたり、かける必要があるような出来事があれば、特に何も思いませんでしたが、あまりに突然かけはじめたので、

「スマホにロックかけるようにしたんや?」

とさらっと聞いてみました。すると、

「就職先の病院から、スマホにロックをかけるように勧められた」

と説明されました。

「ん?どゆこと?」

って感じで、一瞬ぼーっとしましたが。

「ふーん、まぁ、そういうこともあるんかな・・・?」

と思って、まぁあまり考えないようにしていました。

第3話「あれっ」

婚約者の浮気を問い詰めた結果_4

~徹夜で家に帰れない~

ある日、私は仕事がとても忙しく、

「今日は徹夜になるから家に帰れないわ!」

と連絡しました。

システムエンジニアという職業柄、徹夜で帰れないという日は、それまでも何日かありました。

Mも、慣れた様子で

「わかったー。気を付けてねー」

という感じで、サラッと了承しました。

最初は、「えーっ」っていう感じだったんだけどね・・・。

~やっぱり帰れるようになった~

そして事件は起きます。

結局、私は仕事が落ち着き、思ったより進捗が出たため、その日は帰ることにしたのです。

20時ぐらいだったかな、結局家に帰れるようになったことが分かった時点で、

「今日はやっぱり帰るわー!」

と連絡しました。

しかし、返事はありませんでした。

おっかしいなー…。

と思いつつも、あまり気にせずに、仕事を切り上げて、家に帰ることにしました。

Mからの連絡がなく、晩御飯を食べているのかどうかすらも分からなかったので、2人分の晩御飯を買って帰りました。もう食べていたんなら、冷凍して明日食べればいいしな。と。

そして、結構夜遅く、確か22時頃に、家に着きました。

疲れたなーと思いながら、言いました。いつものように。

「ただいまー。」

・・・シーン・・・

あれ、いつもの「おかえり」が無い。

聞こえなかっただけ?またはもう寝たんかな?

私は、少し音量を上げて、もう一度言いました。

「ただいまー。」

・・・シーン・・・

2回目の返事もありませんでした。

おかしい…。

その沈黙は、私に胸騒ぎと嫌な予感を与えるには十分すぎました。

話は後編に続きます。